ミストレスを生業にしてから14年。
SHOWというものは、ずっと断り続けていました。
SMはSMらしく、一対一の対峙でありたいという想いがベースだけれど、
そもそもSHOWとしてステージを作り上げるなんて、自分に出来るとは思えなかったのが本音。
みんなすごいなぁーって思ってた。
だから、ジャックローズ3周年パーティの中でのSHOWも最初はとてもとても迷ったけど
自分の中の迷いとか不安よりも、
みんなで一緒に何かを作り上げたい!って想いが勝ってしまったのです。
自分ひとりじゃ無かったから。
だからこそ、出来たステージだったと思います。
最終日のオールスタッフSHOWは、トータルで1時間ほど。
みんなでそれぞれ音楽を考えたり、構成を考えたり。
自分自身が今できる最大限に素敵な時間を作り上げようって想いでいっぱいでした。
私自身、初めてのSHOWチャレンジになります。
自分がM男性に縄をかけている時間なんて、今まで気にしたことも無かったから、
最初は戸惑うことも沢山だったけど、アウトラインが出来上がってしまえば
後はもう楽しむだけだもんね。
SHOW当日、もっともっと緊張して、手が動かなくなるんじゃないかって思っていたけど
意外といつも通りだった気がします。
いつも一緒に遊んでいるM紳士たちが客席前方を固めていてくれたから。
こころ強い限りです♡
途中からはSHOWだとかステージだという意識がどこかに飛んで行ってしまって
緊縛されているM紳士と夢中で遊んじゃったみたい。
カメラマンさんからは、こっちにお尻ばっかり向けてるよーーって怒られちゃったよ(笑)
ステージにはステージの楽しさがありますね。
とても素敵な経験でした。
不安だった気持ちも、緊張する気持ちも
全てを楽しさや嬉しさに変えられたのは、一緒に頑張ってくれたM男くん達がいたからこそ。
どうなるのかも分からないまま、
その身を預け、全てを任せてくれてありがとう。
また一緒に何かやりたいね。
JackRose
蒼木 樹里。